2020年7月28日火曜日

「〜みたいだ(ようだ)」「〜らしい」「〜そうだ(伝聞)」



「★だ」〜「★みたいだ/(の)ようだ」〜「★らしい」〜「★(だ)そうだ(伝聞)」の役割分担を大まかに説明する時、使う絵です。
A:ヘビを自分で直接さわっているが、全体を見ていない。
 自信を持って、「ヘビだ!」とも言えるが、
 「ヘビみたいだ」「ヘビのようだ」とも言える。
B:ヘビのしっぽだけを見ている。全体を見ていない。
 自信を持って、「ヘビだ!」とも言えるが、
 「ヘビみたいだ」「ヘビのようだ」とも言える。
C:Aさんのつぶやきを聞いている。自分では何も見ていないし、さわってもいないので、「へびだ」と言うのは変。
 「ヘビがいるみたいだ」「へびがいるらしい」
D:Cさんから、話を聞いただけ。
 「ヘビがいるそうだ」「へびがいるらしい」
実際には、こんなにきれいに分かれていないと思うんですがが、大まかに、
話者の体験との関係で、「〜みたいだ」は近く、「〜らしい」「〜そうだ」は、遠くなっていく、というイメージを持ってもらいたい。そのために、使う絵です。
逆に言うと、「〜みたいだ・ようだ」と言う人は、自分の体験と情報の関係を近く、「〜らしい」と言う人は、遠く、表現したい、というふうに考えるとわかりやすい、と思います。